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1,000円(税込)  お日持ち5日(要冷蔵)

おついたち(文月)

「はじまりの一色」

 一年の半分が過ぎて、ちょうどあと半年の七月を迎えました。
 はじまり餅からはじまった「おついたち」。皆様の神棚・仏前のおつとめに、その月にはじまり皆様が健康で過ごせますように、ふさわしい一期一会、一生一品のお菓子をおつくりさせて頂いて8年目の七月です。


 さて、12ヶ月を色で表すなら、七月は「白」なのではないかと感じます。はじめの一色は白からであり、白は穢れなき清浄であり、無垢なる色を前に人は居住まいを正し、自らに問いかけ自らを開き自らを律する。やがて訪れる平安、穢れなき清浄の色は、すべてを包む安寧の色。

伊勢神宮外宮の御正宮。穢れなき白は、
ゆらめきながらも厳然たる結界となる。

伊勢神宮の神事、「日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうのおおみけさい)」。
 今月はお盆も迎えます。精霊をお迎えするため、仏前も心を込めて準備する月。神棚とご仏壇が、私たちの日々の生活に守りと導きを与えて、美しい透きとおった光で天空から雲をとうして輝き差し込んできます。祖先の住むあの世の国は、平穏に満たされているのですね。目をつむるとこんな風景が浮かんできます。

 今月のおついたちは、天空から差し込む美しい透きとおった光を、丹波の黒豆を焙煎した黒豆茶のくず菓子にしてみました。
お盆の精進料理としてごまは、ごまのソースと黒豆で表現してみました。
では、今月もどうかお元気で過ごされますように。
元気で生きる  主人 田口 恵美子