弥生、三月、うらうらとのどけき春の一日。
邪気を祓う長寿延命の霊木であり、百歳に通じる縁起のよい桃の花を雛の前に飾って祝う雛祭り。
源氏物語や枕草子にも登場する「ひいなあそび」も、十世紀以上の時間を超え、今も大切にされる桃の節句には、家の数だけお祭りがありますね。
可愛らしい人形や道具とともに家族の思い出が受け継がれるこの華やかなお祭りは、今もこんなに大事にされている行事ですね。
では、雛祭りのはじまりはじまり。
雛のお菓子は、よもぎ餅に花の咲く春を思わせる薯蕷餡のきんとん、ひな壇の桜、桃の節句の桃、おまゝごとにさくらんぼで、馥郁(ふくいく)たる香りと甘露なるおいしい煎茶を入れて、ひな祭りのはじまりはじまり。
|
| 元気で生きる 主人 田口 恵美子 |
|