おついたち(皐月)

 
 
『五月、まぶしき陽光の躍動、末の春』





4月30日(水)・5月1日(木) 限定販売




1,000円(税込)  お日持ち3日(要冷蔵)
                                      
おついたち(皐月)


『五月、まぶしき陽光の躍動、末の春』


 五月に入ると、木々の若葉も緑に輝いて、さわやかな季節になります。
 陽気も暖かく、一枚一枚薄着になって、心も軽くなってゆくようです。
 端午の節句には、野山に近い近郊の家の庭で、鯉のぼりもひらめいて、夏の近づくのを知らせています。

 東の空が白み始める頃、静まり返った牡丹園では、幽けき風に葉や枝が密やかに揺れ動きます。全神経を集中して耳をこらすと、花々の息づかいが聞こえてくるような気さえしてきます。そして日の出とともに豊艶な香りが辺りを包みこみ、つぼみが一斉に開き始めます。
 
 また、房をなして咲き誇る藤の花も清楚で美しいものです。平安のころ、花盛りの藤の下での宴は、貴族の雅やかな行事のひとつでした。清少納言の「枕草子」や紫式部の「源氏物語」にも藤の花は、美しいもの、上品なもののたとえとして登場します。

こんげつのおかしは、
 壮麗な藤の花房が垂れ下がる様を、蒸しものの浮島でダイナミックに表してみました。
 求肥入りの調布でお作りした、ひらめく鯉のぼりの周りには、
外郎生地の花菖蒲と
煉り切り製の牡丹の花を咲かせました。

 五月、まぶしき陽光の躍動、
末の春をどうぞお楽しみください。
元気で生きる  主人 田口 恵美子